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資産運用するなら単利?複利?どっちが良いのか

こんにちはkimiです!

今回は資産運用では単利と複利のどっちが良いのかについて解説します。

まずは単利と複利を聞いたことが無い人向けに用語の説明からします。

早速みていきましょう!

 

単利と複利って何?

単利と複利の違いは、資産に対して払われる利息の計算方法です。

単利と複利ではお金の増え方が全然違います。

初めに『資産運用するなら単利?複利?どっちが良いのか』というタイトルをつけましたが、それの答えを述べると資産運用には複利が良いです。

元本100万円のお金を単利と複利で、それぞれ年10%の利率で10年運用した時の違いをみてみます。

 

単利で運用した場合

単利とは、預けた元本100万円に対して10%のお金が利息として得られます。

つまり、1年目の利息=100万円✖️10%=10万円

2年目の利息=100万円✖️10%=10万円

3年目の利息=100万円✖️10%=10万円

毎年10万円が毎年利息で自分のとこに返ってきます。

では、複利の場合だとどうでしょうか?

 

複利で運用した場合

複利とは、預けた元本100万円に対して10%のお金が利息として得られて、その利息を預けた元本100万円に足して利息を得られます。

つまり、1年目の利息=100万円✖️10%=10万円

これは変わりません。

大事なのはここからです。

2年目の利息=(100万円+1年目の利息10万円)✖️10%=11万円

3年目の利息=(100万円+1年目の利息10万円+2年目の利息11万円)✖️10%=12.1万円

このようになります。

すごいですよね?利息が段々と増えていきます。

4年目以降もみていきましょう。

4年目の利息=(100万円+1年目の利息10万円+2年目の利息11万円+3年目の利息12.1万円)✖️10%=13.31万円

5年目の利息=(100万円+1年目の利息10万円+2年目の利息11万円+3年目の利息12.1万円+4年目の利息13.31万円)✖️10%=14.641万円

6年目の利息=(100万円+1年目の利息10万円+2年目の利息11万円+3年目の利息12.1万円+4年目の利息13.31万円+5年目の利息14.641万円)✖️10%=16.1051万円

7年目の利息=(100万円+1年目の利息10万円+2年目の利息11万円+3年目の利息12.1万円+4年目の利息13.31万円+5年目の利息14.641万円+6年目の利息16.1051万円)✖️10%=17.7156万円

8年目の利息=(100万円+1年目の利息10万円+2年目の利息11万円+3年目の利息12.1万円+4年目の利息13.31万円+5年目の利息14.641万円+6年目の利息16.1051万円+7年目の利息17.7156万円)✖️10%=19.4871万円

9年目の利息=(100万円+1年目の利息10万円+2年目の利息11万円+3年目の利息12.1万円+4年目の利息13.31万円+5年目の利息14.641万円+6年目の利息16.1051万円+7年目の利息17.7156万円+8年目の利息19.4871万円)✖️10%=21.4358万円

10年目の利息=(100万円+1年目の利息10万円+2年目の利息11万円+3年目の利息12.1万円+4年目の利息13.31万円+5年目の利息14.641万円+6年目の利息16.1051万円+7年目の利息17.71561万円+8年目の利息19.4871万円+9年目の利息21.4358万円)✖️10%=23.5794万円

10年経つと利息が倍以上になっていることが分かります。

 

分かりやすくするために長々とした式になっていますが、翌年の複利の利益を算出する簡単な計算方法はこうです。

翌年の利益=前年の利益+前年の利益の10分の1

11年目=23.5749万円+2.35749万円

こんな感じです。

利益を比べてみた

単利と複利の利益計算をしてみましょう。

どれくらいになるか予想してみてください。

まずは単利から計算します。

これは毎年10万円ずつ増えるから10年で合計100万円です。

一方、複利の場合は上の計算結果の赤いマーカーをしたとこを全部足して、

10万円+11万円+12.1万円+13.31万円+14.641万円+16.1051万円+17.7156万円+19.4871万円+21.4358万円+23.5794万円=159.374万円

単利の利息が100万円、複利の利息が159.374万円となり、約60万円の差が出ました。

預け方の差でこうなります。

年数が経過するほど、更に差が広がっていくことはお分かり頂けたと思います。

 

ちなみに利益には税金が課せられるため、20%ほど受け取る額が低くなります

・課税される時

単利だったら毎年の利益が10万円⇨8万円となります。

複利だと1年目が8万円は同じなので、2年目は(100万円+8万円)✖️10%=10.8万円

受け取る利益が最初のようになるのは、あくまでも非課税の場合です。

非課税で運用するなら積立NISAをおすすめします。

積立NISAの成績は毎月載せているので、興味がある方はぜひみてください。

 

危険な%ってどれくらい?

さっきまで10%で解説していましたが、10%の利益なんてめちゃくちゃ危険です。

あり得ない利率です。

安定してお金を増やそうとしたら、3〜4%なので10%はめちゃくちゃ危ない橋を渡らないといけません。

投資話で10%とかの話がきたらまず詐欺だと思うようにしましょう。

もし本当に利益が出たとしても、追加出資した時に逃げられたりする可能性が高いです。

 

また、さっき解説した計算方法を頭の片隅にでも入れて、ローンとかを組む場合は気をつけましょう。

さっき複利の利益がすごいのはわかったと思うので、ローンを組む場合の話をします。

ローンを組む=毎月返済する

これはわかると思いますが、ここで複利でローンを組んでしまうととんでもない額の返済金額になってしまいます。

最初に計算したのは100万円に対して複利が発生しましたが、ローンを組んでまで買う物ってもっと高額ですよね?

つまりその高額なものに対してはもっと複利がかかるので、そんな複利を組むような契約は絶対にやめましょう。

自分のお金を減らさないためには、金利を良くみましょう。

この考え方ができれば、詐欺を防げたり、余計な出費を防げるのでぜひ覚えてください。

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